日本で生まれた中国人ベイビーの在留資格申請とパスポート取得の流れ

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私の場合、中国国籍(日本永住権資格)、日本でたろーを出産。
日本は「血統主義」をとっていて、日本で生まれたからといって日本国籍を取得できるわけではない。
もし父親が日本人であれば、日本国籍を申請することも可能だが、シングルマザーなので私と同じ中国国籍となる。永住権を持っている私の場合、息子も永住権を取得できる

ちなみに、アメリカなどは「生地主義」を採用していて、両親の国籍に関係なく生まれた国の国籍を取得することも可能だそう。
※出生地主義を採用している国
アルゼンチン、カナダ、アメリカ合衆国、ブラジル、アイルランド、グレナダ、ザンビア、タンザニア、パキスタン、バングラデシュ、フィジー

「在留資格変更許可」申請の流れ

注意としては、赤ちゃんが生まれてから30日以内に取得許可申請を行う必要があります。
出産後2週間以内に区役所に出生届けを出すと思うのですが、その際に証明書も取っておくことをおすすめします。

【必要書類】

  1. 在留資格認定証明書交付申請書(赤ちゃんの写真は不要)
  2. 出生届受理証明書(原本)
  3. 質問票
  4. 子どもを含めた「世帯全員の住民票」(原本)
  5. 子どものパスポートまたは「旅券未取得理由書」
    →パスポートがまだ無くても用紙に取得予定日程を書けばOKでした。
  6. 子どもを扶養する人の住民税の課税証明書、住民税の納税証明書(2種類、原本)
  7. 子どもを扶養する人の職業を証明する書類
    <雇用されている方>
    ・在職証明書(3か月以内に発行されたもの)
    <事業を経営している方>
    ・会社の登記簿謄本
    ・営業許可書のコピー
    ・確定申告書のコピー
  8. 身元保証書
  9. 子どもを扶養する人の在留カードおよびパスポート(申請のときに提示)

【申請手順】
①資料が揃ったら管轄の出入国管理局に行って提出。(2025年4月時点でオンライン申請は不可)
②内容に問題がなれば、後日「通知書」と書かれたハガキが届く。
③ハガキとハガキに指定された資料を持って出入国管理局に行く
④在留カードが発行される。
注意としては申請した当日にはもらえない。最低2回は行くことになるので急ぎの方はご注意ください。

無事たろーの在留カードを取得できたら、次はパスポート申請!!

中国パスポート申請の流れ

中国のパスポート申請はアプリから簡単にできる!!
中国領事APP

画面の指示に従って記入すればOK!一部直筆サインが必要な書類もあるが、それも印刷してサインした紙を撮影、画像でアップロードすればOK!
完全にオンライン上で完結できる!
さすが中国、こういうところは最高に便利!

【手順】
①オンラインにて必要事項を記入&アップロード
↓(書類確認)
②Wechatにて支払い(2,000円)

③オンライン面接(1~2分)
※面接当日発行の新聞を持って、赤ちゃんといっしょに映る必要があります。

④中国大使館に資料を輸送
〈送付内容〉
・申請受付番号
・返送用レターパック(赤いの)
・支払い画面キャプチャまたは領収書番号

⑤後日パスポートが郵送されてくる

ここまでスムーズにいけば2週間もかからずにパスポートをゲット。
途中追加書類や確認事項がある場合は、APP上でメッセージがくるので、こまめにAPPはチェックが必要。

生まれてから日本に住むのであれば「在留許可」さえすれば問題なく滞在することは可能なので、パスポートは特に急ぐことはないが、いずれ中国での「戸籍登記」が必要になるので取っておくのも良し。
赤ちゃんのパスポートは日本国籍と同様、5年有効です。

次のステップは、中国に帰国して戸籍登記してあげることです。
これはまた申請の際に手順などを紹介させていただきます。



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