今年もこの季節がやってきた。
30歳に入った春、初めて花粉症になった。
それまで花粉症とは無縁に生きて、周りでくしゃみをしている人を可哀想に思いながらも、わずかながら優越感も感じていた。
でももうそんなのは過去の話。
今は、天気予報の花粉飛散予報を見てるだけで、鼻がムズムズする。
涙、鼻水はもちろん、軽度だが肌荒れもする。
個人的かもしれないが、アレルギーの薬を飲んで鼻水は止まるが、鼻の奥がカピカピに乾燥して必要以上に鼻通りが良くなってそのせいで喉が乾く。
だから薬は控えるようにしていて、点鼻薬で対策をしている(点鼻薬はカピカピ感がない。)
杉の生えてない海外に逃げたいが、現実問題それも無理。
でもつらくてアレルギー反応の涙なのか、つらくて涙が出てるのかすら意識が朦朧とする中いつも思うのが、「あの木を全部切ってやりたい。」
そもそも日本でなんであんな杉が生えてるのか気になって調べてみた。
日本に花粉症の元となる杉の木が多いのはなぜ?
【理由】
- 日本固有の樹種で、北海道から九州の屋久島まで広く分布している
- 木材が軽くてやわらかく、まっすぐに育つため、加工しやすい
- 丈夫な樹種で、環境への適正範囲が非常に広い
つまりは、杉は日本全国の環境に馴染みやすく、木材も使いやすくて便利!
(タレントでいうとベッキーみたいなところか?)
【経緯】
- 戦後の復興期や高度経済成長期に木材需要が高まった
- 森林を早期に復旧するため、植林が容易なスギが多く植えられた
- 建築資材や紙製品の需要に応えるために、成長が早く、利用価値の高い杉やヒノキが大量に植林された
つまり、使いやすいベッキーをテレビ、CM、映画、ラジオとあらゆるところで使い倒した。
【問題点】
でも、コンクリートなどの建築材が台頭して木材の需要は減り、また海外からの安価な輸入材が増えたことで、日本の杉は使われずに残ってしまった。
ベッキーは違う理由だが、業界から需要が減ったのは一緒w
ベッキーは業界に必要とされなくても悪さはしなかったけど、需要がなくなった杉の反撃はすごい。
この先も伐採されないかぎり、花粉を巻き散らかす。
積極的に杉を使ったり、花粉が飛散しにくい品種開発などの対策はやっているらしいが、木が育つのが50~60年と考えると、私の残りの人生、今植えられている杉と付き合っていくことになるのは間違いない。
話は長くなったが、とにかく杉側が激少する可能性はないとわかったので、今年からは新しい手段も試してみることにした。それが「鼻うがい」
いろんな種類があるみたいだけど、お値段的に手頃だったので選んだのはこちら。
Medi Grade 鼻うがいキット – 500ml 鼻洗浄ボトル
価格:999円

早速届いた商品を開封。

内容物(左から):ボトル、ノズル、生理食塩水鼻洗浄塩×30個、巾着袋
組み立ててみるとこんな感じ。でかい!!w 家族全員分の洗浄液入るw

ボトルを逆さまにすると、ボタンがあってここを押すことでノズルから洗浄液が出るようになっている。もう一度ボタンを押すと止まる。これは便利。


500mlの水に1袋洗浄袋を入れて使う。水は水道水ではなく蒸留水が良いらしいが、なければ沸騰したお湯を冷ましたものでも良い。
使用中の写真は撮れなかったが、感想としては、
痛い!!!!!
濃度を間違えてるのか、そもそも鼻うがいが痛いのかわからんが、痛い。
洗浄水が片方の鼻から入って、もう片方の鼻から出ると聞いていたが、
むせて鼻から口から出て、「洗う」というか「溺れる」に近いw
これはどうしよう、、、。
あと、29袋×500ml、約14リットルの洗浄液が残っているw
でも家の中で立ったまま溺れるくらいなら、花粉を残したままにする方が良いのではないかとすら思った。
ネットで痛いときの対策を見ていると、ぬるま湯を使うとか、濃度を調整するとあったので
落ち着いたら勇気を出してやってみる。今度は今田さんのように美しい水流を鼻から出してみたいw
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